中禅寺湖の菖蒲ヶ浜キャンプ場はロケーション最強
2019年5月31日から6月2日にかけて、2泊3日で菖蒲ヶ浜キャンプ場へ行ってきました。
時期的にユスリカが大量発生していて非常に辛かったですが、それ以上に中禅寺湖の水辺というロケーションが最強すぎました。これはリピート不可避です。
前書き
水辺のキャンプが好きだ。
水辺といえば川、湖、海などなど。
川沿いは橋立川キャンプ場や氷川キャンプ場などで体験したので、次は湖畔も体験したい。稲ヶ埼キャンプ場や渚園キャンプ場も体験はしたものの、ちょっと思い描いていた湖畔とはまた違ったのでノーカンで。
というわけで東京からも行ける距離の湖畔キャンプ場、で探した結果、今度は菖蒲ヶ浜キャンプ場を見つけました。
栃木の日光からいろは坂を上った先、いわゆる奥日光にある中禅寺湖の、唯一のキャンプ場。
菖蒲ヶ浜キャンプ場は日光の奥、いろは坂を上った先にある中禅寺湖にあるキャンプ場です。
電車の駅からは離れているものの、幸いバスで普通に行けるよう。ならば行ってみよう、というのが今回の趣旨です。
そしてもう1点、今までのキャンプはいずれも1泊でしたが、正直忙しなさを感じていました。
1日目は設営と焚き火や料理であっという間に終わっちゃいますし、2日目は撤収して早々に帰路につくので、ゆったりとした時間があまりとれないんですよね。
なので今回は初めて2泊3日のキャンプをしてみよう、という挑戦です。
菖蒲ヶ浜キャンプ場へのアクセス
東京都内から日光へのアクセスは、だいたい2つの経路があります。
押上や浅草から東武線で行くルートと、北上して宇都宮から日光へ向かうJRルートです。また、東武線の特急を使う場合は実は新宿からも乗ることができるので、2経路+アルファですね。
- 押上・浅草→東武日光 の東武線ルート
- 特急だと乗り換えなしで、2時間前後
- 鈍行だと南栗橋や下今市など2回乗り換えで、3時間前後
- 新宿→日光 のルート
- 宇都宮乗り換えで2時間半~3時間
- JR特急スペーシアきぬがわ(東武線乗り入れ)だと下今市乗り換えで2時間ほど
- 上野→宇都宮→日光 のJRルート
- 宇都宮乗り換えだと3時間前後(乗り継ぎ次第)
- 栗橋あたりで東武線へも乗り換え可能で、その場合は2時間半~3時間ほど
電車で行く場合、ネックになるのは乗り継ぎの待機時間ですね。都内に比べると電車の本数が少なめなので、20分前後の待ち時間が普通に発生したりします。
それを踏まえて3時間前後ぐらいかかります。
その点、特急であれば乗り換えも最小限で済むのでだいぶ短縮されて、2時間ぐらいで済みます。
キャンプ用の大きな荷物になるので、個人的には特急がオススメです。
日光へ着いたらまずはスーパーで食材の買い出しを
いろは坂を登ってしまうともうスーパーなどはないので、バスに乗る前に食材の買い出しを済ませる必要があります。
キャンプ場最寄りのスーパーは駅前のリオン・ドールが最後。
東武日光駅前からも目視できる距離に大きめのスーパーがあるので、ここで買っていくのが良いかと。駅前から徒歩5分程度ですね。
品揃えも良い感じです。
また、駅前には飲食店もあるのでバスに乗る前に昼食を、というのもアリかと。
日光(東武日光)の駅前からはバス
中禅寺湖の湖畔にある菖蒲ヶ浜キャンプ場へは、日光駅前からはバスで向かいます。
行き先は湯元温泉行きのバスになるので、東武日光駅前からだと乗り場は中央の乗り場の一番駅側になります。支払いは交通系ICカード(Suicaとか)が使えます。
詳しくは東武バスの公式サイトを確認するか、東武日光駅の中にある案内所で聞くのが確実です。また、何度もバスに乗り降りしたい場合はフリーパスが駅構内の案内所で買えますので、1泊2日などであれば2日間有効のフリーパスがオススメです。
ちなみにフリーパスを使わない場合は、菖蒲ヶ浜キャンプ場の最寄りバス停だと片道1,400円になります。
日光および東武日光の駅前からはバスに乗り換えて中禅寺湖へ。
東武バスは2種類あって、よく街中で見かける一般的な路線バスが来ることもありますし、観光バスみたいな豪華なタイプのバスが来ることもあります。
運が良ければ豪華な観光バスに乗れるかもです。ちょっとビビりますが普通の路線バスと料金は変わりません。
バスに乗り込むと、日光東照宮などを通り過ぎ、さらに山の方へ向かいます。
紅葉シーズン(の観光および渋滞)で有名ないろは坂を登っていく感じです。
中禅寺湖の標高は1,269mとかなり高く、夏は涼しい分(むしろ初夏などは普通に肌寒い)春や秋はけっこう冷えるので注意が必要です。
ちなみに日光駅前の標高が543mなので、標高差は700m以上あります。標高差100mで0.6度下がるそうなので、駅前と比べると中禅寺湖の気温は4度以上低くなります。かなりひんやり。
いろは坂を超えると、そこはもう中禅寺湖。
湖畔まで出ると大きな赤い鳥居がお出迎えしてくれます。どーん。
あとは左手に林間から覗く中禅寺湖を眺めながらバスに揺られていれば、菖蒲ヶ浜キャンプ場の最寄りバス停まで着きます。だいたい駅前からは1時間ぐらいですね。
なお最寄りバス停は35番の菖蒲遊覧船発着所になります。36番の菖蒲ヶ浜でも大差はありませんが、ちょっとだけ歩くのでご注意ください。
菖蒲ヶ浜キャンプ場について
キャンプ場の入り口はちょっとわかりづらいですが、35番のバス停で下車した場合は目の前の(営業してるかよくわからない)レストランの脇の下り坂を下るとすぐに駐車場へ出られるので、そこからまっすぐ進むと受付の管理棟に着きます。
菖蒲ヶ浜キャンプ場は管理棟で受け付けをしてから入場可能になるシステムです。
駐車場からキャンプ場へ進むと管理棟が見えてきますので、そこで受け付けと宿泊費の支払いですね。
なお車で来た場合は車を中に入れることはできませんので、管理棟で受付した後にリヤカーを借りて、それから運搬、という流れになります。
- 公式サイトはこちら
- 湖畔キャンプ場かつ林間キャンプ場
- 適度な感覚で木々が生えてるので、ハンモックなども利用しやすいかと。
- 通年ではなく5月~10月のみの営業(冬は営業休止)
- 7月・8月はテント用のフリーサイトとして管理棟から橋の間の半島部分が開放されます。
- 標高が高い場所にあるので、天気予報で気温は必ず確認しましょう。
たとえ夏でも1枚は羽織るものを持って行った方が良いかと。
- テントは予約不可能なフリーサイト
- チェックインは13時~20時まで、チェックアウトは11時まで。
- アーリーチェックインも可能みたいですが、追加料金が発生します。
- テントサイトのほかに、バンガローもあります。
- 料金は大人1名1泊1,200円
- タープおよび大型テントは追加料金が発生します。
- 直火は禁止
- 焚き火をする場合は焚き火台などが必須です。
- お手洗いは水洗で便器の数も多い
- ただキャンプ場中央付近の1つの建物しかありませんのでそこはご注意。
- ゴミ捨て場、灰捨て場あり
- 炊事場あり
- 売店あり
まずは設営を
さて、まずはテントの設営を。
チェックインは14時過ぎぐらいでしたが、GWも外れてて平日な金曜だからか、比較的キャンプ場内も空いています。
事前情報で調べていた時から、湖が見える場所に張ろうと画策していました。
そして幸い比較的空いていたので、良い感じの場所を確保完了。
眺めもいい感じの場所に張れましたぞ。
やはりタープを張れると、前室が大幅に拡張されるので快適さがだいぶ上がりますね。
特に天気予報で雨が降りそうなときは、タープのありがたみを感じます。風さえ強くなければ降り出してもタープ下で過ごせますし。逆にテントの中で過ごさなければいけなくなると、普通に窮屈で辛くなる罠。
設営も終えてのんびりと休憩しつつ、買ってきた薪をノコギリでぎこぎこして軽く焚き火をして過ごします。
さすがにまだまだちょっと肌寒さを感じるので、焚き火の熱が嬉しい。
5月下旬から6月上旬はユスリカ大量発生の季節?
さて、そろそろ食事を……と思ったんですが、さっきから気になっていた点。
それは虫が異常に多いということ。
屋外にいると、ばしばしと顔にぶつかってくるレベルで大量発生していました。
調べてみたところ、どうやらユスリカみたいです。
蚊に似ているものの実際は別物で、血を吸ったりはしない飛ぶ虫です。
ロケーションは最強なんだけど、屋外で過ごすには難点が大きすぎた……。無念……。
このまま屋外で調理するとクッカーに飛び込まれそうだし、あと雨も降り始めて風もちょっと出てきてタープ下にも雨が吹き込んできたので、テント内へ避難。
いそいそと持参したパスタを茹でて、スーパーで買ってきたパスタソースを絡めて夕食とします。
初めてメスティンでパスタを茹でてみました。
水分飛ばすのが地味に意外と難しいですね……。
夕食を終えるころには日も沈み、外も暗くなってきました。
山奥なので晴れていればすごい星空が見えていたと思いますが、残念ながら降ったり止んだりな天候だったので星空はお預け。
夕暮れを過ぎるとユスリカの数も減ってきたので、どうやら日中がぶんぶんと出てくる時間のようです。また、もともと水辺に生息する虫のようなので、陣取った場所が水際だったから、というのもありそう。
なのでこの時期(初夏)に菖蒲ヶ浜キャンプ場でキャンプする際は、水辺は避けた方が良いかもですね。
狭いテントの中で特にやることもないので、早めに就寝。
おやすみなさい。
2日目、朝の散歩
二日目は朝5時ぐらいに起きて、まずはクノールのスープを朝食代わりに。あったかくておいしい。
個人的にコーヒーは嗜まないぼくですが、代わりにスープが好きです。
せっかく早起きできたので、ぶらっとキャンプ場内を散策してみます。
ちょっと肌寒いのでフリースを羽織ってぶらぶら。
朝方の澄んだ空気が気持ちいい。
対岸の山などにかかる朝もやというか雲が、ゆっくりと流れています。
せっかくなので水辺にも降りてみます。
キャンプ場自体は湖からは石積みで高さ確保されているのですが、この時期はどうやら水不足だったらしく、常よりも水位が下がって砂浜ができていました。
本来であれば右側の石のあたりまで普通に水があるんですよね。
水に近づいてみてみると、とにかくその綺麗さに驚きます。
おそらく湯川などから入ってくる水と華厳の滝で出ていく水で、きちんと水が循環してるからこそのこの透明度なんでしょうね。
奥日光という観光自然スポットの宝庫
一通り散策を終えたら、いくつかの荷物をまとめて付近の観光へ出発。
幸い天気もよく青空が広がっているので、絶好の観光日和です。
また、キャンプ2日目だと早い時間から動き出せるのも嬉しいところ。
朝方なら空気も澄んでるし人も少ないし、メリットだらけです。
徒歩15分程度で竜頭の滝
まず最初に向かったのは、あの有名な竜頭の滝です。
菖蒲ヶ浜キャンプ場からはけっこう近い位置にあるんですね。
菖蒲ヶ浜キャンプ場からはけっこう近い位置にあります。
まだ時間が時間なので(8時ぐらい)売店は開いていないものの、その代わりに人気もほぼなくゆったりと見れます。
まずは売店の横にある展望台で、滝の正面から。
正直なところ、正面からの眺めだと「ほーん」て感じ。
知名度のわりに滝そのものの大きさなどはかなり控えめなので、肩透かし感は否めません。
しかし竜頭の滝の真骨頂は、滝の上にあります。
横にある駐車場脇の上り階段を上っていくと、正面とは打って変わったダイナミックな光景を見られます。
正面よりもずっとすごい。
轟々と音を立てて流れていっている水が迫力あります。
そして階段を登り切り、車道へ出るとそこは滝上。
滝と川を足して2で割ったような感じ。
眺めもいいので、竜頭の滝まで来られた際はぜひ滝上まで足を延ばされることをオススメします。
程よいアドベンチャー感を味わえる千手ヶ浜への遊歩道
竜頭の滝を見学したら、次はとうとう大本命。
千手ヶ浜の遊歩道へ向かいます。
実は事前調査で写真を見て以来、絶対に行こうと決めていたスポットなのです。
遊歩道は地図の点線のルート。入り口がちょっとわかりにくいので要注意。
遊歩道の入り口は竜頭の滝からほど近く、滝正面の車道へ出てすぐの舗装された脇道から入ります。
道をしばらく進むと右手に駐車場が見えてきて、その駐車場の奥側が遊歩道の入り口となっています。
道路沿いに千手ヶ浜の名前で標識が出ているので見落とさないようにご注意ください。正直わかりにくいので。
また、遊歩道に入った直後もわさっと草が茂っていてわかりにくいので、ここも注意です。
ちょっと奥へ行くとすぐに山肌が見えてくるので、そこを左に曲がればあとは道が明確なので大丈夫かと。
初めてのポイントだったので少々不安になりながらも無事に遊歩道のルートへ入ることができました。
遊歩道自体は山の斜面に設けられた細い道で、斜面が東・南向きなおかげで木漏れ日が風情すさまじいです。
木々もそこまで密集しているというほどではないので、左手を見れば湖の青さが見え、右手を見れば健康的な緑が見え、とにかく歩いていて気持ちがいい。
ルートは普通にすれ違うぐらいはできそうな幅ですが、ところどころで木の根などで凹凸もあり、ほどよい冒険感。
なによりこの自然の中の空気のすさまじさよ。
なお難所的なところでは柵が設けられたりもしていますが、崩れてる杭なども有ったりするのでご注意ください。
また一部で道が狭くなっていたり高低差のある場所があったりしているので、小学生の中低学年や足腰に不安のあるご年配の方などには厳しいかもしれません。落ちたら大惨事ですからね。ご注意ください。
しばらく歩いていると、見覚えのある葉の木がたくさん生えているエリアが出てきました。
看板も出ていて、読んでみると案の定カエデでした。
ルート中にはたまに先ほどのような解説の看板があるので、そういうのを読みながら進んでいくのもまた一興です。
まだ9時前後と人も少なく、のんびりとした散歩ができてとても快適。
しばらく山の斜面を歩き続けると、次第に下り坂になって平坦に。
なんだか空気というか雰囲気も変わってきたような……。
ん、木々の向こうに見えるのは湖ですね。
ということは、もしかして……
砂浜だー!
ヤバい……写真で見てもヤバいですが、実際に360度の視界で味わうともっとヤバい……。
はい。実は事前調査で写真を見て気になっていたスポットというのが、この砂浜なんですね。
見れてよかった、これほんと凄いよ……。
湖なので海の砂浜とは違って磯臭さもなく、当然塩のべたつきもありません。
また水も半端なく透き通っていて綺麗なので、正直数時間ぐらいのんびりと眺めて過ごせるレベルの快適さ。ほんとすごい。来れてよかった。すごい。
そんなこんなで一息ついて、しばしの休憩タイム。
山登ったらここみたいな絶景を見られるのかなぁ。それだったら登山にも手を出してみたいなぁ。
といったことをぼんやり考えたりしました。……2020年は山登ってみよう。
とはいえずっとここにとどまっているわけにもいきません。他にも行きたい場所ありますし。
というわけで、再度出発です。
また遊歩道のルートへ戻って、千手ヶ浜へ向かいます。
斜面を登ったり下ったり、そして再び似たような砂浜が出てきたり、非常に歩いていて気持ちが良い遊歩道です。
そんなこんなで出発から2時間ほどで、千手ヶ浜へ到着です。
実は遊歩道そのものは中禅寺湖をぐるっと一周する形で続いているようですが、今回はここまで。
いつか一周コースにも挑戦してみたいところです。あと紅葉シーズンも別世界になりそうなので、秋にも来たいなぁ。
千手ヶ浜の砂浜から舗装された車道へ曲がって少し歩くと、バス停が見えてきます。
ここからはバスに乗って国道120号へ戻ることにします。
バス停はトイレのそばに。1時間に1本程度。
ちなみにここまでは自然環境保護のため、自家用車での通行は禁止されています。
そのため専用で走っている低公害バスでのアクセスになるわけですね。
竜頭の滝とは比較にならないダイナミックさの湯滝
小田代原を横目に、低公害バスで赤沼茶屋まで戻ってきたら、今度はバスを乗り換えて北上します。
次に目指すスポットは湯滝。
湯ノ湖から流れる大きな滝です。
最寄りのバス停は「湯滝入口」です。
乗り換えたバスで戦場ヶ原を左手に通り過ぎながら少し行くと、無事に湯滝入口へ到着。
轟々と聞こえてくる瀧音を聞きながら下り坂を降りていくと、すぐに巨大な滝が見えてきます。
滝の正面は展望台として木製の橋が整備されており、いろんな人が休みながら癒されていました。
また、すぐそばには食事もできる売店が。
軽食をいただいた後、滝の横に階段を発見。
せっかくなのでここを登って湯ノ湖まで行ってみます。
湯元温泉で日帰り入浴してサッパリ
階段を登り切り、湯滝の上へ出たら湯ノ湖にたどり着きました。
湯滝の対岸には温泉街の日光湯元があります。
湯ノ湖にもぐるっと一周の遊歩道が設けられているので、のんびりと歩いて湯元を目指す。
湯滝横の階段を上ると滝の上側に出られるので、そこから遊歩道で温泉街まで歩いて行けます。
湯ノ湖ではどうやら釣りが解禁されているようで、釣り人の姿を多く見かけました。
中禅寺湖では釣りをしている人を見かけませんでしたが、中禅寺湖は禁止されてるっぽいですね。
やがて20分ほども歩けば、日光湯元へ到着です。
日光湯元は奥日光の温泉街で、数多くの温泉宿が並んでいます。
また、日帰り入浴をできる宿も多いので、キャンプ場のシャワーなどでは物足りないという方はここまで足を延ばしてみるのも大いにありかと。
レストランを見かけたので、せっかくのお昼時なのでランチをば。
日光といえばやはり湯葉です。
お腹を満たしたら、あとは日帰り入浴で温泉へ。
やっぱり温泉街に来たなら温泉入らないと。
さっぱりほかほかになったら、ゆったりとバス停でバスを待って(1時間に1本ぐらいです)、キャンプ場へ帰ります。
入浴の後は体の疲れがどっと出ますしね。今日のやりたことはコンプリートできた。悔いはない。
2日目は土曜日でしたので、キャンプ場へ戻ってきたら人とテントがどっと増えていました。
そう考えると金曜入りの2泊3日って贅沢でナイスな旅程だったと思います。また来るときもそうしよう。
その後は再びテントの中で夕食を食べ、就寝です。
電車+バスの場合、帰りはバスの時刻に要注意
3日目はもう旅の最終日ですので、起きて軽くスープを飲んだら撤収作業を進めます。
奥日光を満喫できた3日間でした。いやほんと良かった。
これでユスリカの大量発生がなければ最高だった。今度は時期に気を付けてまた来よう。
さて、撤収というか、帰るときの注意点が1つあります。
それはバスの本数がそんなに多くないということ。
だいたいバスは1時間に1本ぐらいしかないので、チェックアウトの時間をミスると長時間待つことになってしまいます。
ちなみにぼくはチェックアウトの時間をミスったところ、バスを待つのが面倒になったので華厳の滝方向へ歩くことにしました。きがくるっていたとしかおもえない。
18kgほどのザックを背負って、赤鳥居のあたりまでは1時間ほどかかりました。荷物さえなければまだハイキングで済んだかもしれませんが、汗びっしょりになって非常に修行みがありました……。
赤鳥居を抜けた先、華厳の滝の近くのバスロータリーでバスに乗って東武日光駅まで戻り、電車で帰宅して今回のたびは終わりです。
満足のいく良き旅でした。
あとがき
長らくいろんなキャンプ場を転々としてマイベストキャンプ場を探す旅を繰り返していたぼくですが、今回行った菖蒲ヶ浜キャンプ場は正にぼくが求めていたベストキャンプ場でした。
水辺で緑もあってロケーション良し、周辺の自然観光スポットも充実しているし、バスに乗れば温泉街も遠くなく。また都内からのアクセスもそこまで遠くない、というのも高評価。
絶対にまた来たい、と思える良い場所でした。