人生初の夜行寝台列車で出雲大社へ行って、帰り道で鳥取砂丘をさすらった旅

2020年3月中旬、3泊3日でサンライズ出雲からの在来線で電車旅をしてきました。 内訳はサンライズ出雲(夜行列車)で往路に1泊して、到着後1日目に出雲大社参拝して鳥取へ移動。2日目に鳥取砂丘を歩いてから名古屋へ移動し、3日目に中央線(諏訪湖経由)で東京へ、というルートです。

今回の目的

「人生で一度は〇〇したい」ことがいくつもあります。例えば、こんなこと。

  • 寝台夜行列車に乗りたい
  • 鳥取砂丘へ行ってみたい

東京から出ている寝台夜行列車といえば、島根県へ行くサンライズ出雲と香川県へ行くサンライズ瀬戸があります。が、いかんせん、到着地が東京から遠いのが少し悩みどころ。行ったなら、帰ってくるときのことも考えなければなりません。
宿泊料金なども加算されるのでそれなりに良いお値段になる点を考えると、帰りはできれば節約したいというのが正直なところです。

サンライズ出雲・サンライズ瀬戸とは
  • 東京から出発着している唯一の寝台夜行列車。公式サイトはこちら
  • 東京からは連結した状態で発車し、岡山で島根行きのサンライズ出雲と香川行きのサンライズ瀬戸に分離する。
  • 寝室はグレードの高い順(一人あたり)に「シングルデラックス(最も豪華な一人用個室)」「サンライズツイン(二人用個室)」「シングルツイン(二人用個室)」「シングル(最も標準的な一人用個室)」「ソロ(狭い一人用個室)」があり、これらとは別に寝台料金のかからない「ノビノビ座席(控えめな仕切りのあるごろ寝用大部屋の指定席)」がある。
  • 乗車には通常の乗車券に加え、特急券と(ノビノビ座席以外では)寝台券が必要。

しかし3月といえば、そう、青春18きっぷの春シーズン。
これが使えるのならば、往路はサンライズで行って、帰りに鳥取砂丘へ寄りつつ、在来線で東京へ帰ってくるというプランができるわけです。

みんなご存じ、青春18きっぷ。計5日間、JR在来線が乗り放題。

そう気付いてしまったのなら、もう行くしかありません。
というわけで、今回は「人生初めての寝台夜行列車」と「人生初めての鳥取砂丘」の旅へ。

往路:夜行寝台列車 サンライズ出雲で1泊

事前にみどりの窓口でサンライズ出雲の予約をして、とれたのは最も狭いソロ個室でした。
出発日が平日ど真ん中な水曜の夜にも関わらず、出発2週間前程度とはいえ標準的なシングル個室が全部埋まっていたのは正直侮っていました。

乗りたいのであれば、予約受付開始となる出発日の1か月前早々に手配した方が良さそう。

うきうき気分で東京駅へ

なにはともあれ、人生初めての寝台列車です。
当日となる水曜日の夜、ちょっと浮かれながら乗車駅の東京駅へ向かいました。普段はごった返してるターミナル駅でも、21時も過ぎるとさすがに人通りも目に見えて減ってますね。

さて、せっかくの電車旅行ですし駅弁を夕食に、と東京駅で駅弁を物色開始。
……と思ったんですが。

普段は駅弁扱ってるお店が並ぶ通り、夜はシャッター街に。

駅弁屋、閉店時間過ぎておる。

よくよく考えれば駅弁は出発時に食べるものですから、需要があるのは基本的に往路のある時間。それつまり日中なわけで、夜の往路電車なんてそれこそ夜行列車ぐらいですもんね。
そりゃ需要がない時間になればお店閉められるわ。

しかしだからといって諦めるわけにはいきません。だってお夕飯まだ食べてない。
なんとか構内を探し回って、営業している駅弁屋を見つけられました。

このラックに至ってはOnly いかめし。

お店はやってたもののことごとく駅弁売切れてて、もはや残ってるのは数種のみという。
Oh, ジーザス。

人生初めての寝台夜行列車へ乗車

気を取り直して、いざ列車へ。
出発時刻は22時ちょうどですが、20分前の21時40分にはすでにホームで乗車可能になっていました。

これからこれに乗ります。

おお、これが寝台夜行列車。すばらしい。
いつか乗ろう、乗りたいな、と思って何度も写真で見ていた実物が目の前にあると、やはり感動を覚えます。

別角度からもパシャリ。

外観を堪能したら、お次は乗車。内部へ。
実際に入ってみると両サイドが寝室で個室になっている都合上、通路はけっこう狭くすれ違いはかなり困難な感じ。

そして手持ちの切符を確認しつつ、探し出したぼくの部屋(ソロ個室)がこちら。

下段のソロ(個室)の入り口からの様子。窓にはカーテンもあるので外から見られないようにもできます。

個室は上下の2段構成なんですが、ぼくの今回の部屋は下段。
ベッドに座った際にホームの床がほぼほぼ目線の高さに来るのは非常に新鮮で、普段と違う視界にわくわく気分を抑えられません。

ベッドで足を延ばしてくつろぐ様子。ちゃんとコンセントもあるのでスマホの充電も可能。

実際にくつろぐとこんな感じ。
普段の電車旅では普通に座席で過ごすことが多いので、こうしてベッドで壁にもたれながら足を延ばして過ごせるっていうのがほんとにもうすっごく楽。

ソロ個室、ベッド以外のスペースはほんとに狭い。

なおソロ寝室はもっとも狭い個室で、具体的にどれぐらい狭いかというと、ベッド以外のスペースは入り口の靴1足分程度の幅しかないレベル。さすがに写真よりはもうちょっとだけ横に伸びてますが、それでも狭い。
普通のリュックとかであれば靴の横に置けますが、大きな登山用ザックとかキャリーケースとかだとたぶん無理だと思います。

夜を駆ける

進行方向向いて壁によりかかれて足を伸ばせてるの、ほんとにとにかく楽。

やがて東京駅を出発する、夜行寝台列車。
22時は夜とはいえ、まだまだ起きている人も多い時間帯。灯りが横へ流れていく夜景の中を、すーっと走っていきます。優雅。

しかしなんだかんだでまだ出発日の0日目。
あまり遅くまで起きていると翌日からの旅に支障が出ます。

結局買えなかったお弁当の代わりに買い込んだチューハイとおつまみで晩酌しつつ、キリの良いタイミングで眠ることにしました。

写真左のサラミチーズがめちゃくちゃ好みで大当たりでした。

1日目:出雲大社(島根)から鳥取へ

5時半ごろに目が覚めたので、車窓からの眺めと旅感を堪能しつつ、ぼんやり。
夜行バスなどでは一切眠れないタイプの人間なんですが、寝台列車は全然そんなことなかったので満足度ほんと高いです。

やがて6時半ごろに岡山駅で出雲と瀬戸の切り離しが行われ、ぼくの乗るサンライズ出雲は北へと舵が切られました。

ぼんやりとした朝焼けの川沿いを走る眺め、とても良い。

岡山を抜けて少しすると、山間の川沿いを走る景色に。
さらに進むとだんだん市街地らしきを通り、やがて右側には島根県の宍戸湖が見えてきて。

サンライズ出雲の終着点、出雲市駅。

そして東京駅の出発から約12時間かけて、無事に島根県は出雲へと到着しました。

サンライズ出雲の東京から出雲市間のルート。

出雲市駅から出雲大社へ

出雲の観光名所といえば、やはり出雲大社は外せません。
さっそく行ってみましょう。

サンライズ出雲の到着は出雲市駅で、出雲大社までは歩いて向かうには少々遠い距離になります。
向かうルートはバスか電車(要乗り換え1回)か。今回は電車で向かうことにしました。

出雲市駅からは、電車もバスもどちらもだいたい30分前後のアクセス。

JR出雲市駅からすぐの場所にある電鉄出雲市駅で一畑電車北松江線に乗って、4駅先の川跡駅まで。
そこで北松江線から大社線へ乗り換えると、3駅で終点の出雲大社前駅へ到着です。そこからは徒歩で10分かかりません。

でっかい縄が有名な出雲大社

出雲大社入り口の大鳥居。
出雲大社とは
  • 公式サイトはこちら
  • 日本の神話の主な舞台として有名な、島根県は出雲市にある大きな神社。縁結びや福の神として全国的にも有名。
  • 正しい読みは「いづもおおやしろ」。「いずもたいしゃ」ではない。
  • 日本武尊の像があったり、「因幡の白兎」のウサギ像があったりする。
  • 旧暦では10月は一般的には神無月だが、出雲では(全国から神々が集まるため)神有月と呼ばれる。

全国的にも名高い、日本の神々の総元締め的なイメージのおっきな神社。
それが出雲大社です。(※個人の感想です)

正直なところ神社仏閣には大して興味のないぼくでも名前を聞いたことがあるレベルで、それだったらせっかく近くに来たんだし行ってみないとね、とあまり下調べをせずに来たんですが。おかげで新鮮に楽しめました。

まず山の中の神社などとは違い、盆地のわりと開けた場所にあるからか、規模がかなり広く感じます。
入り口の大鳥居を潜ってすぐにきれいで広めの参道があり、さらに進むと並木の松がお出迎え。

面積的にも開けているし、なによりそれぞれの松の背が高くてけっこう開放的。

松の並木道の横手には、なにやらこじんまりとしたスペースが。ちょっとした公園みたいになってました。
覗いてみると、何羽も立ち並ぶウサギの像。

なぜかまつぼっくりがお備えられてた。良い開きっぷり。

そうか、因幡の白兎
調べてみると因幡は現在の鳥取県を指しているらしいですが、古事記の「因幡の白兎」は白兎と、そしてここ出雲大社で祀られている大国さまが出てくるんですね。その縁なんでしょうかね。

さて、参道をさらに進むと、とうとう本殿……の手前の、拝殿が正面に。

出雲大社名物のぶっといしめ縄。

しめ縄がめちゃくちゃぶっとい。

「出雲大社」で調べると、まず間違いなく写真で見かける極太しめ縄はほんとに太かった。
写真で見るとわかりますが、太さの比較対象が人間サイズな時点でやばいです。

ですが太いしめ縄、実は拝殿よりも……

拝殿の西にある神楽殿。境内の門を超えた先で見落としがちなので要注意。

……神楽殿にはもっとぶっといしめ縄の姿が。

率直に言って、拝殿のものよりも倍ぐらい太いです。いやほんと太い。
神楽殿は境内とは区切られた場所にあるので、うっかり見落とさないように要注意です。

一通りぐるりと見て回れたので、西に出て少しのところにあった観光センター横でお昼ご飯を頂きました。
出雲といえば、蕎麦が名物。

写真が「え、これほんとにうどん? 蕎麦じゃなくて?」と目を引くうどんがあったので、珍しく2品目を頼んでしまったのでした。
見た目は蕎麦なのに歯ごたえはほんとにうどんで、新食感。初めて食べるうどんでした。美味しかった。

稲佐の浜の弁天島

出雲大社の近くには、実は歩いて行ける距離にフォトスポットとして人気らしい弁天島があります。
だいたい徒歩で15分ぐらい。

出雲大社から海の方へ徒歩15分ぐらい。

出雲大社前の道路を、海へ向かってずーっと歩くと稲佐の浜にたどり着きます。
そして稲佐の浜にぽつんと目立つ、小山というか小島というか小岩みたいなものが。これが弁天島

こじんまりとしたサイズかんがとても可愛らしい。小さな鳥居が特別感あります。

けっこう人気のスポットらしく、平日(金曜)の昼間でも人がそれなりにいました。
砂浜が粒小さくて気持ちの良い白砂だったんで、人気も頷ける良い浜です。

ちなみに後になってこの弁天島について調べてみたところ、実はもともとは沖合にあったものだったんだとか。
で、年々砂浜が広がって、昭和60年には島の手前まで、今では島の後ろまで歩けるぐらいになったそうな。へぇー。

島根から鳥取へ、在来線で移動

ひとまず目的としていた出雲大社と弁天島を見られたので、宿泊予定の鳥取へ移動を開始します。
本当は稲佐の浜から海沿いに北上した位置にある日御碕神社(鮮やかな朱色が有名な神社)とか、その先にある出雲日御碕灯台とかも見てみたかったんですが、足がないのと時間的に厳しかったので断念。いつかバイクを再び入手したら、ツーリングで来てみたいなぁ。

出雲での移動ルート。出雲市駅からは一畑電車で出雲大社前駅へ。出雲大社と稲佐の浜を徒歩で回ったあと駅前まで戻り、今度はバスで出雲市駅まで戻りました。

稲佐の浜から出雲大社前まで戻り、帰りはバスに乗ってJR出雲市駅までえんやこら。
そこからは青春18きっぷを使って、在来線の電車でゆったりと鳥取へ向かいます。

途中、すれ違ったラッピング電車に不穏な気配を察知。
調べてみたところ、『名探偵コナン』の作者である青山剛昌さんの出身地が鳥取なんだそうな。

ともあれ米子で乗り換え1回しつつ。
出雲市からはだいたい4時間半ほどかけて、鳥取まで無事に到着しました。

鳥取到着するころにはすでにすっかり日も暮れた時刻。
電車内から予約したホテルへチェックインして、ご飯を食べて、早々に1日目はおやすみなさい。明日の鳥取砂丘が、とても楽しみです。

出雲(島根)から鳥取への在来線移動ルート。乗り換え1回、所要時間は4時間半ほど。

2日目:鳥取砂丘(鳥取)から名古屋へ

8時ぐらいにホテルをチェックアウトして、いざ鳥取砂丘へ。
鳥取駅の駅前からは徒歩だと1時間強でした。

調べながら歩けば道はあまり迷わなかったけど、起伏もあったし素直にバスがおすすめ。

すべてが想像以上だった鳥取砂丘

今まで鳥取砂丘といえば、たまにテレビなどのメディアで映るのを偶然見たことがあったぐらい。
なので認識はといえば、せいぜいちょっと広めのなんか高低差のある砂浜みたいなものかな、程度だったんですが……

南側からの入り口の丘。

……実際の現場へ行ってみて、良い意味でものすごく裏切られました。

予想してた数倍の広さで、見渡す限りが砂漠な感じ。

スケールが……スケールが違う……。

よくテレビで写されることが多いのが馬の背と呼ばれるすさまじい高低差が特徴のスポットがあるんですが、てっきり「せいぜい馬の背と馬の背の周辺ぐらいの広さなんだろうな」と漠然と思ってたんですね。
でも違った。全然違った。むしろ馬の背なんて鳥取砂丘全体のごく一部でしかなかった。

とにかく デカい 。

見渡す限りが砂漠みたいになっていて、しかも有名スポットの馬の背以外は人がほっとんどおらず、なんだか寂寥感すら感じて胸のあたりがちょっとキュッとなる景色。
いやはや、とにかくすべてが予想以上。

あと海際だからか、とにかく風が強かったです。砂がピシピシ当たって痛いぐらい。
この日だけなのかな、と思ったんですが、他にも行ったことがある人の話を聞くとその人も強風だったみたいで、傾向的に風が強いことが多いんでしょうね。

ぼくが鳥取砂丘へ入ったのは駅側から最寄りの南側の駐車場からだったんですが、どうやらそっちは正規のルートではなかったようで。
人が全然いない中を、砂と風に足を取られながら、一歩一歩、馬の背へ向かっていきます。

馬の背の高い側の景色。ちょうど日が差したためなんかモーゼみたいに。

30分以上かけて、やがて馬の背へ到着しました。
馬の背はほんとに小高い丘みたいになってて、かなり遠くまで見えるんですが。ここからだと、砂丘の広さが良くわかりました。

馬の背のふもとからの眺め。

そしてこの馬の背。
テレビではよくこんな感じのふもとからの眺めが映りますが、下側からだと、写真だとどうしても「けっこう高さのある丘だなぁ」ぐらいにしか見えません。ですがこれ、上側から見下ろすとかなりの傾斜で、感覚的にはもはや崖。砂だとしても、転がり落ちたら普通にケガの危険があるレベル。

馬の背は正規ルートの入り口にほど近く、鳥取砂丘内のだいたい右上のあたりにあります。

鳥取砂丘の案内図。地図だと大きめですが、いかにも「馬の背」な景色は右上のオアシスのあたり。

出口から出ると、観光センターみたいなビジターセンターとお土産センターみたいな鳥取砂丘会館があって、ああここが正規の入り口なんだな、という印象。
で、ビジターセンターでは長靴の貸し出しもしてました。

実際に鳥取砂丘を歩いての感想としては、砂対策として長靴はほぼマストな感じで利用をお勧めします。
もしくは登山される方であれば、ゲイターを足首に巻くのが良さげな感じ。何も対策しないと、足首上まであるブーツでも普通に靴の中に砂が大量に入ってきます。

また、鳥取砂丘会館前にはバス停もあり、本数も少なくないのがうれしい限り。
砂漠(砂丘)を歩き通しで疲れたので、帰りは素直にバスを利用しました。

鳥取駅前から鳥取砂丘まで、歩きだと1時間半ぐらい。帰りはバス利用したんで一瞬でした。

鳥取から名古屋へ大移動

本日のメインイベントな鳥取砂丘観光を終えたら、今度は電車に乗って大移動。青春18きっぷ大活躍。
東京への帰路として、この日は名古屋までを目指します。

海沿いを走る電車は、車窓からの眺めがほんと好き。

ルート的に何度か乗り換えをしつつ、海の景色や川の景色などを堪能。

山間を走る電車も、たまに出てくる川の眺めが好きです。

なんだかんだでタイトなスケジュールで移動をしつつ、途中、京都で乗り換える際に駅弁代わりにかなり遅めのお昼(というか夕方)をゲットしてもぐもぐしてました。

京都駅で乗り換える際に買った和牛ミルフィーユカツサンド。美味しかった。

京都からも、さらに電車移動は続きます。
京都→名古屋であれば、本来なら琵琶湖と岐阜経由の上回りなルートが一般的だと思うんですが、そこは何度か通ったことのある道。せっかくなので途中の草津で右折して、下回りの草津線で行くことに。

道中の乗り換えで気付いたんですが、草津線、忍者で有名な甲賀があったんですね。また草津線から乗り継いだ関西本線には、同じく忍者で有名な伊賀が。
とんだ忍者エリアだ。いつか改めて行ってみたい。

やがて鳥取出発から10時間ぐらいかけて、無事名古屋へ到着。
電車内から予約したホテルへチェックインして、この日はおしまいです。

鳥取から名古屋(愛知)への在来線移動ルート。乗り換え7回、所要時間は10時間ほど。

3日目:名古屋から諏訪湖を経由して在来線で東京へ

三泊三日の旅も最終日。
この日は特に観光などはせず、名古屋から東京へ帰るだけの日です。

青春18きっぷのスタンプ、駅によって色が違うんでしょうか。カラフルできれい。

しかし普通に帰るだけだと、ちょっとつまらない。
と言うか静岡区間にはトラウマしかないので、できれば通りたくない

そんなわけで最短ルートな静岡方面を避け、まだ乗ったことのない中央西線で、諏訪湖経由な上回りで帰ることにしました。

名古屋と諏訪湖を結ぶ中央西線は初めてだったんですが、なんとなく、印象的というか傾向のはっきりした景色が続く路線だなぁ、と。
似たような立地の山間を進むローカル線はいろんなところで乗ってますが、ここまでハッキリと特徴的なのも珍しい気が。これが路線というか地域の色なんでしょうね。こういうのを体感するのが旅の醍醐味です。

その後、諏訪湖北西の塩尻で中央線に乗り換えてからは、特筆することもさしてなく。
無事、東京へと帰宅することができたのでした。

名古屋(愛知)から新宿(東京)への在来線移動ルート。乗り換え3回、所要時間は9時間半ほど。

まとめ

全旅程のルートまとめ。途中で寄った箇所はピン挿してます。

  • サンライズ出雲・サンライズ瀬戸は人気なので、乗りたいなら予約受付開始直後の1か月前に行うこと
  • 夜行寝台列車の出発時刻には駅弁屋は閉まってるので、前もって夕食等は用意しておくこと
  • 出雲大社名物の極太しめ縄、もっとも太いのは境内外の神楽殿なので見忘れ注意
  • 鳥取砂丘観光は靴の中に砂が入りやすいので対策必要

特に伝えたいのが、夜行寝台列車と鳥取砂丘は人生で一度は体験しておきたい、という思いが旅の前後で変わらなかったこと。

夜行バスがダメな人でも夜行寝台列車は全然平気、というかむしろ快適だったので、正直なところまた機会があればぜひ利用したいです。次はサンライズ瀬戸で香川へ行ってみたい。
ただ夜行列車自体が年々減っていっているので、いつ廃止されるかちょっと恐々。ですので、思い立ったらえいや、で予約とっちゃうのおすすめです。

また鳥取砂丘はほんと予想をはるかに超えるスケールですさまじかったので、未体験の方はぜひ。ぜひ。
感じ方に個人差はあると思うんですが、ぼくはなんだか文明が砂に埋もれて荒廃したかのような寂寥感を味わえたので、廃墟とかに心惹かれる人とかにも刺さると思うんですよ。たぶん。

あといつかまたバイク乗りを復活したら、今度は帰路で通り過ぎた甲賀とか伊賀とかも行ってみたいな。

行ってみたいところがたくさん。
また早く気軽に旅に出られるようになると良いですね。