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旅記録

湯布院で食べた心の牛まぶしが最高に美味しかった

2019年10月21日(月)、有休をとって向かったのは九州が大分県にある由布院です。
全国的な知名度を持つ温泉どころな由布院ですが、今回は温泉には入らずに観光だけ楽しんできました。

そしてそこで食べた由布まぶし心さんの牛まぶしが、しこたま美味しかった、というお話です。

湯布院は全国的な知名度を持つ、大分の温泉どころ

湯布院駅の東側駅前。

大分駅からは各駅停車で1時間10分ほど。博多駅からは特急列車だと2時間半ほど、高速バスだと3時間ほど。

湯布院といえば、どこにあるかまでは知らなくても、ほとんどの人が聞き覚えのある地名だと思います。
名前に「湯」が入っていることからもわかる通り、温泉地としての知名度ですね。

この湯布院は九州の右上にあたる大分県に属し、県庁所在地の大分駅からは電車で1時間超のエリアです。
温泉地としても有名ですが、同時に、比較的近い場所にある由布岳という山が大きく見え、その景観もとてもよい観光地です。

3種の「まぶし」料理が特徴的な「由布まぶし 心」さん

今回ぼくが湯布院へ足を延ばした目的は、温泉……ではなく、こちらの由布まぶし 心さんの牛まぶしです。
実は「湯布院 グルメ」で調べた際に出てきた写真がものっそい魅力的で、これは食べねば、と決意したのでした。

駅前からすぐの駅前支店と、金鱗湖そばの金鱗湖本店の2店があります。

心さんは湯布院に2店舗を構える人気店で、駅前すぐの駅前支店と、金鱗湖近くの本店の2つです。
人気観光地なうえに人気店のため、人気×人気で普通にどちらもお客さんは多く、特にお昼時などは飛び込みで入ろうとしても基本的にけっこう待っての入店になると思われます。ですので、できれば事前に予約をしておくことをオススメします。

由布まぶしは、その名の通りひつまぶしと同系のまぶし料理で、丼として小ぶりなおひつ?で出てきたものを混ぜ、最初はお茶碗へよそってそのままいただき、2度目は薬味を乗せて味を変え、最後にお出汁をかけて出汁茶漬けにして食べる、という一色で様々な味を楽しめる料理です。

牛まぶしに先んじて出てくる前菜。良い和の感じ。

心さんでは豊後牛まぶし・地鶏まぶし・鰻まぶし、と3種があり、ぼくが選んだのはやはり最初に湯布院へ訪れる決意を固めるに至った豊後牛まぶしです。
豊後牛は地元大分県のブランド和牛ですね。

前菜の後は、お漬物。薬味は薬味で別にありますが、漬物を薬味風に入れても良いかと。

さて、前菜を噛みしめしみじみと味わっていると、やがて良いにおいが近づいてきます。
そして……

豊後牛まぶしが到着

ご飯が見えないレベルで敷き詰められた豊後牛の極上テリテリ丼!

うわあああああ見た目も匂いもとにかくやばいいいいいいいい!!
丼になっていることも相乗効果になっていて、間違いなく美味しいとわかる匂いが多量の湯気と共にもっわもっわと上がっていてやばい。炭火で焼いてるようで、香ばしい炭の気配も感じます。

口の中に広がるよだれを我慢しながら、しゃもじで混ぜ混ぜ。
そしてそれを小ぶりなお茶碗へよそって、

まぜまぜした牛まぶし。

いただきます!

肉のうま味がご飯にめっちゃ溶け込んでるうううううう

うわあああああああ

霜降りのブランド和牛が、とろとろに柔らかくとろけてくるし、ご飯全体に肉が肉しててとてもヤバい。
そして良いお肉だからこそ、肉の臭みなども一切ありません。とにかく美味しい。とにかくヤバい。

そして一緒に届けられた出汁も注いで、出汁茶漬けフィニッシュへ。

ほいほいお代わりして、薬味も試して美味美味して、そして最後はお出汁を注いで最終形態へ。
これぞまぶしの真骨t……やっぱりヤバい美味しいいいいいいいい!!

出汁の風味が加わっても、お肉の旨味は依然として全然残っていて、なのにさらさらと口へ入れられるようになってヤバさが加速しました。
もうヤバいしか言えない体になってしまった。

マジでヤバヤバのヤバでした。
お肉好きな人はぜひ! ぜひ!!

ごちそうさまでした。

金鱗湖への通りが観光のメインストリート

さて、せっかく観光地へ来たので、スポットとして有名らしい金鱗湖へ足を延ばして見ることに。
金鱗湖へは駅前のメインストリートを歩いて行って、基本的には人通りに混ざって歩いていくと着けます。ただ、金鱗湖への入り口はちょっとだけわかりづらいので、近づいてきたら地図を見た方が良いかも。

メインのとおりは人通りも多く並ぶお店もわかりやすいので、あまり迷いません。

湯布院は分かりやすく観光客向けのお店が並んでいるのと、そしてとかく人が多いため、メインの通りは大変混雑していました。鎌倉みたいな感じ。
ぼくが訪れたのは日曜と祝辞に挟まれた日だったからか、平日であったにもかかわらず微妙に歩きづらいレベルで人が多かった。

駅から金鱗湖方面(東北東)へ向かうと遠くへ見えるのが、由布岳。

通りを歩いていて気持ちが良いのが、遠目に見える、けどめっちゃでっかい由布岳です。
レンタサイクルとかもあるみたいで、それで由布岳を超えたりするサイクリングコースも紹介されてました。

金鱗湖はこじんまりとした池。やはりここも観光客でにぎわってました。

10月も下旬に差し掛かる頃合いでしたが、やはり九州だと紅葉もまだまだですね。
若干の気配はありましたが、緑が中心の自然景色。どちらにせよ良い感じ。

湯布院を楽しむなら温泉宿への泊りが良さそう

湯布院そのものについては観光地化が激しく、とかく人が多くてちょっと歩き回るのが辛かった、というのが正直なところです。あまり日帰り観光向きではないのかな、と。
また、今回は時間の都合でせっかくの温泉地にも関わらず、温泉に入れなかったのが悔やまれる。

ですので、湯布院を楽しむなら、どうせならやはり温泉にも入れて、人が少ない時間帯の散策も楽しめる温泉宿宿泊プランが良さそうです。
大きな自然の由布岳で景観を、由布まぶしで食を、そして温泉で癒しを楽しむ。次があればそうしたいな、と思ったぼくでした。