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装備品紹介

チタンペグは軽さと頑強さが高バランスで良い感じ

最初はテントを買った時についていたアルミペグを使っていたんですが、小石交じりの川原などでキャンプすることも増えてきて、その時にすんなり刺さらない問題に遭遇しました。
何度か場所を変えて打ち直したら大丈夫だったんですが、調べてみると世には多少の小石などものともしない頑強なペグもあるとか。

で、ぼくはそれ以降、テントについていたアルミペグではなく別途購入したこのチタンペグを使っています。
鋳造ペグほど重くもなく、でも頑丈で、良い感じですよ。

Amazonで買ったチタンペグ

頑丈&貫通力高め、と名高い鋳造ペグ(ソリステ)を試しに使ってみたところ、わかってはいたもののかなり重い。
じゃあもっと軽いもので、でもアルミやステンレスよりも頑丈なものを、ということでたどり着いたのがチタン製のペグです。チタンなら大体のことは解決してくれる。

調べてみたところ、チタン製のペグはいくつか見つかりました。
ただほとんどのペグが軽量化を意識した登山用のもので、正直普通のキャンプで使うにはちょっと使い辛いものが多い。めちゃめちゃ細かったりとか、返しがついていなかったりとか。

で、普通のキャンプで使いやすいものを見つけられたので(というかこれが唯一って感じでした)、実際に購入して既存のアルミペグと置き換えてみることに。
ぼくが使ってるのはこれです。

それがBoundless Voyageのチタンペグです。
20cm、24cm、30cmの3種類の長さがあって、4本か6本のセットで購入できます。

目立つオレンジの紐がくっついているのも、地味に役立ちます。
特に撤収時とか、どこにペグを指したかわかりやすいのが嬉しい。

鋳造ペグよりかなり軽く、鋳造ペグほどではないけど頑強

感覚としても、実際の数値としても

重さ:アルミペグ(18g) << チタンペグ(39g) <<< 鋳造ペグ(ソリステなど)(75g)
頑強さ:アルミペグ(小石で止まる) <<< チタンペグ(大きめの石や根で止まる) << 鋳造ペグ(問答無用で貫通)

という比較になります。

上記の重さの()内は同程度の長さの場合の1本当たりの重量ですね。こうしてみるとそれぞれでかなりの差があります。
当然ながら金属の性質としてアルミが一番軽いですが、しかし実用面で地面に左右されるので常用は不安が伴います。
鋳造ペグなら重く頑強なので(砂以外の)どんな地面でも対応できますが、しかし重すぎて、何本も持っていくのはかなり重量を感じます。

とにかくバランスがいい

チタン製のペグは重さ的には中間程度(のアルミ寄り)で、さらに頑強さもだいたいの地面に対応できる程度にはある、という非常にバランスのいい素材です。

実際、石しかないような地面は無理としても(この場合はそもそもどんなペグもダメですね)、小石が混ざっている砂利みたいな川原のサイトであれば普通に使えます。芝生や土サイトでも、木の根元近くで太い根にぶつかったりしない限りは問題ありません。
それなのに、鋳造ペグの半分近い軽さでそれなりの本数も携帯しやすいです。

重さ(軽さ)と頑強さ(貫通力)のバランスの良さ
チタンペグのポイントはとにかくこれに尽きるかと。当然耐久性も高いです。

2019年10月現在、今のところまだ5回程度しか使えていませんが、特にへたりや曲がりなどもなくまだまだ現役で使い続けられそうです。

ソロ用テントであれば長さは20cmで事足りる

ぼくが使ってるのは20㎝のペグです。
ソロ用のテントであれば正直全然問題ありません。

ただ家族用のテントや大型のタープなどの場合は少々不安ではありますので、そういったケースにはもっと長めのペグにしたいですね。

汎用性が高く、かなりオススメです

感覚としては、メインで使っているペグをすべてチタンペグに差し替えても良いぐらいにおすすめです。
アルミからチタンへ変えると重くなりますが多くの地面への対応範囲が広がって安心感が出ますし、鋳造からチタンへ変えるとそこまで使用範囲を狭めずに大幅な軽量化が望めます。どちらの場合でもメリットが勝るかと。

ただ、念を入れてというか万が一のためにソリステなども2本~4本程度一緒に持っていくと、安心できてより良い感じです。
特にテントだけでなくタープも持っていくときとか、強い風が懸念されるときとかですね。

なお実店舗で取り扱ってるところはまだ見たことがないので、実際にAmazonなどの通販サイトで買ってみないと実物を見れない、というのが少々ネックになります。
見たことがないものを一度に全ペグ差し替える、というのは怖いと思いますので、まずは試しに4本セットだけ買ってみて使い勝手を確かめてみる、という流れでも良いかと思います。

2020年7月28日追記)競合になりそうなステンレス鋼ペグがクラウドファンディング中

ちょうど本記事で紹介したチタンペグと同じ長さ&重さのステンレス鋼のペグが、クラウドファンディングに出ていました。
クラウドファンディングのため、購入については8月30日までの期間限定となります。

「軽い」「頑丈」という正にチタンペグと競合するペグみたいなので、参考までにどうぞ。
ちなみに1本当たりの値段であればちょっとだけ上記のペグの方がお安めなようです。