CAMP LIFE Autumn&Winter Issue 2019-2020が正にソロキャンパー向きの雑誌だった
ここ数年滅多に書店へ足を運ばなくなったぼくが(本当にきまぐれで)ふらっと書店へ寄ったところ、正に「ソロキャンプ!!!!」って感じの雑誌を発見。
これもまた一期一会か、ということで興味を引かれたので買ってみたところ、思いのほかいい感じだったので紹介しますね。
付録に……焚き火フライパン!?
興味を引いた最大の理由はこれです。
近年、雑誌の付録は豪華になってるとは風のうわさに聞いていましたが、まさかたき火フライパン(MINI)がついてくるとは!
とすごいびっくり。
実際、小さな茶色い段ボールが書籍の間に挟まっていました。
開けてみたところ、ほんとにフライパンが。すげぇ。
大きさとしては名前通りかなり小さめで、手のひらサイズな感じです。
なので完全にソロキャンプ用ですね。
目玉焼き焼いたり、ウィンナーやベーコン炒めたり、サイコロステーキ焼いたりするのにちょうど良さそうなサイズです。小さいおかげで軽いのもうれしい。
とはいえMINIたき火フライパンはあくまで興味を引いたきっかけ。
中身もきちんとソロキャンパー向けの内容になっていました。
CAMP LIFE Autumn&Winter Issue 2019-2020とは
調べてみたところ山と渓谷社さんが年に2回ぐらい出してるCAMP LIFEというシリーズの雑誌の、2019年冬の号のようです。
で、今回は「ソロキャンプ特集」ということでたまたまソロキャンプに集中した内容になっていた、というわけでした。
なお書籍の扱いでいうと、正しくは雑誌ではなくムック本の分類になります。
が、シリーズで定期的に出してるなら感覚としては雑誌じゃなかろうか、というぼく基準によりぼくは雑誌と呼びます。
ちなみに紙の書籍のほかに、電子書籍も配信されているみたいですので、電子書籍派の人も読めますね。
ただMINIたき火フライパンがつくのは(当然ながら)紙の書籍だけですので、その点はご注意ください。
中身はほんとにソロキャンパー向けになってました
主だった内容をざっくりまとめると、こんな感じ。
- 著名キャンパーへのインタビュー記事
- インタビュー記事本文+使用ギアの写真+取材時のギア群の紹介+お気に入りのキャンプ場情報 な構成
- インタビュー対象はヒロシさんや森 風美(もりふうみ)さんや出端祐大さん(漫画「ふたりソロキャンプ」の作者さん)などかなり豪華
- それぞれで「ソロキャンパー」「キャリーケースキャンパー」「ブッシュクラフター」「ハンモッカー」「ソログランピング」などタイプが異なるラインナップです。
- ソロ向けの料理レシピの紹介
- ソロキャンプ向けギア紹介
- いわゆる「定番」ギアが中心
- ……だけではなく「定番からちょっとズレてる」ギアも紹介されていて、これがかなり興味深いのがいくつかあってグッときます。
- ソロキャンプ向きのキャンプ場紹介
- 地味に参考になりました
- 特定地方だけ、というわけではなくわりと日本全国ちらばったキャンプ場が掲載
特に個人的に気に入ったのがソロキャンプ向けギアカタログ(ギア紹介)の記事です。
ド定番な商品もちらほらとありましたが、半分ぐらいは定番の中心からちょっとズレてる感じのものがちらほらと混ざっていて、それが参考になる参考になる。
お、ちょっとこれ欲しいかも。がぼくはいくつか見つかりました。
おかげでキャンプ沼にずぶずぶ……ずぶずぶ……。ずぶずぶが加速する……。
どんな人向けの本か
一通り読んでみた感想としてはソロキャンプ始めたての初級~中級のキャンパー向け、って印象でした。
自分のキャンプスタイルを模索中の人や、精度高めようとしてる人が参考に読むのに良いかな、と思います。
「キャンプの完全入門」的な記事はないので、キャンプそのものを始めるぞ、というキャンプ完全未経験な人向けの入門用の本ではありませんでした。
ただ、ソロキャンプの雰囲気は味わえるのとそこまでディープでマニアックな内容ではないので、たぶん読んでて楽しめると思います。
上級キャンパーさん向けにはちょっと物足りないかも、とは思いますが、メインのインタビュー記事がどなたも著名な方々っぽいので逆に上級の方のほうが楽しめるかもですね。
ぼくは残念ながら全員は知らなかったのですが、インタビューって知ってる人が出てると「おっ」てなるじゃないですか。
ぼく自身は昨年(2018年)にキャンプ始めたてのまだまだ初級と中級の境目ぐらいな立ち位置でしたので、素直に楽しめる書籍でした。
正直美容院とかでカットしてもらってる間に渡されたらすごいうれしい感じ。
普段は電子書籍専門なぼくですが、たまに足を運ぶとこういう偶然の出会いがあるから、書店は楽しいなぁ。
なお楽しすぎて油断するとすぐに紙の本を買ってしまいそうになる罠ゾーンでもある。